どんな曲をコピーしてきたんですか?という質問を受けた。
なので、初心者の頃を中心に、コピーしてきた曲を挙げていこうと思う。
なお、さわりだけコピーした曲とか、友人のバンドに参加する時に頼まれてコピーした曲とか、CMで流れてきてコピーしてみた曲などは、キリがないので省く。
僕が能動的にコピーしたもので、覚えているものを中心に挙げていこうと思う。
◻️そもそものギター歴
中学2年からギターを弾き始める。これを書いてる2024年時点で41歳なので、ギター歴26〜27年くらい。
教室やスクールに通った事はないけど、中学生の時に所属してた美術部の顧問の先生や、佐賀の楽器店「中村楽器Sea Bird」の社長さんから少し手ほどきをして頂いた。
ギターや機材を集める方にはあまり気が向かず、どうやらギターを弾いている時間の方が好き。
作曲はあまりせず、リードギター志望だった。
なので、バンドメンバーが作った曲のアレンジやギターソロってどういう風につけたら良いんだろう?という目線でコピーする事も多い。
クラスメイトにすげえって言われたくてコピーしてたのもあった。
何年か経って、コードの仕組みなど初歩の理論をかじってからは、曲の仕組みへの理解度がちょっとアップしたため、だんだん面白くなってきてコピーしてるのもある。
どこかのレーベルと契約したとか、そういうキャリアはない。
地元福岡でぽつぽつライブとかして、2015年頃から東京でアコギユニットやバンド、弾き語りなどでライブしたり自主制作で音源リリースしたりしてる。
全然無名。
という感じ。
◻️ギター弾き始めの中学生の頃コピーした曲
※曲のリンクを貼ってあります。
The Beatles
Let It Be
https://youtu.be/CGj85pVzRJs?si=O_AMcQen7TiumI56
Get Back
https://youtu.be/IKJqecxswCA?si=pZPA_D-T7RzvoRty
Twist And Shout
https://youtu.be/2RicaUqd9Hg?si=sUYWADPdcyxxZVxehttps://youtu.be/2RicaUqd9Hg?si=sUYWADPdcyxxZVxe
A Hard Day’s Night
https://youtu.be/zx2TFk0vh1I?si=42-BMV_HlXiuzhJk
ビートルズを好きになった事で音楽やギターにのめり込んだので、まず弾いてみたかった。同級生にバンドスコアをコピーしてもらって練習した。多彩なコード進行を駆使するビートルズの中でも、比較的簡単な曲たち。ギターソロも割とシンプルで、弾けてなくても弾いた気になれる。でもLet it beの間奏はよくわからなくてやってなかった。And I love herなどもコピーした記憶があるが、転調したり複雑だったためかあまり覚えられてなかったと思う。
Stand By Me / John Lennon Ver.
https://youtu.be/YqB8Dm65X18?si=MGm0FzHs7ME7Rc5T
初心者向けでお馴染み。A→F#m→D→Eのコード4つ繰り返し。F#mが難所。原曲はBen.E.Kingだけど、確か同級生がジョン・レノンのベストをカセットテープにダビングしてくれたので、そちらを参考にした。
Imagine / John Lennon
https://youtu.be/YkgkThdzX-8?si=KfltTH5Byj2z9egg
近所に1軒しかないような本屋さんの、1冊しかないレベルで置いてあったフォークギター入門に載ってたスコアで、唯一聴いた事があってかつ弾けそうな曲だった。オーソドックス+ちょっと変化のあるコード進行という感じで、割とコピーしやすい上に綺麗な曲だなーと思った曲。
余談。その入門本に掲載されてた他の曲がチェッカーズや長渕剛とかだった。90年代後半当時、既にひと昔前の曲だったから聴いた事がなかったし、田舎の中学生が手軽にそういう曲を耳にできる時代でもなかった。
◻️高校生の頃コピーした曲
The Ventures
Pipeline
https://youtu.be/EEoN64xoihM?si=JdfyzdaX_cHpL92b
Waik Don’t Run
https://youtu.be/j81sy1Ibf9M?si=8nOxaxjpMPsCrEq3
Diamond Head
https://youtu.be/lB3AcmyYGZQ?si=6ObtTkYv0Zyn1PSX
Driving Guitars
https://youtu.be/JZqbdFfSyzc?si=b7wjk2JHV7EWDYGM
むかーしはギター入門でお馴染みのベンチャーズ。同級生からバンドスコアを借りて、ギターソロをなぞってた。メロディアスだから弾いてて楽しい。何年か経って「コード進行を意識しながらリードギターを弾こう」と教わってからコピーし直すと、メロディとコードの関係ってこうなってるのか!と感じるところがあった。そしたら曲がすごく覚えやすくなった。わかりやすい。曲によるけど。アレンジを考える時の参考にもなった。
Deep Purple
Highway Star
https://youtu.be/Q4VkYR4Zj5w?si=kPML8zHeQD4dXODY
Smoke On The Water
https://youtu.be/3pVQj2v7tBI?si=TZVvWQvRPn10frKq
Burn
https://youtu.be/ZQGstnfTmAk?si=0bDtT6gaj7923DLh
リッチー・ブラックモア大好きだった。曲を聴いたり友人から借りたVHSのライブ映像を観て大興奮してた。これも同級生からバンドスコアを借りて練習してた。この時はフレーズを端からなぞってコピーしてた。Smoke On The Waterのリフが自分の手元で弾けた時はすごく嬉しかった。キーボードがいるバンドだからか、歌のバックのギターはめっちゃシンプル。弾けてる感じが味わえる。ソロも弾いてて楽しい。リズムとか全然めちゃくちゃだったと思うけど、それでも弾いてて楽しかった。
Merry Go Round / 布袋寅泰
https://youtu.be/4XtfDJwnVpU?si=9W740i5BQXP3Xxj8
布袋寅泰大好きだった。世の中にはいろーんな音楽があるんだなって思わせてくれて、楽しみを増やしてくれた。同級生が布袋さんのアルバムGuitarhythmⅡのバンドスコアを買ったので、借りて練習した。全体的にシンプルな曲でギターソロも難しくなく挑戦しやすかった。実はリズムギターが難しいけど、当時はわからないから出来る範囲に勝手に変えてコピーしてたと思う。初心者でよくわからないながらも、なんか弾いた気になれたありがたい曲。
Boøwy
NO. NEW YORK
https://youtu.be/_L7eyVkZ_fU?si=jICJo_fF4WwKmptP
PLASTIC BOMB / BOØWY
https://youtu.be/jdN5Xf0snS4?si=0YHzriB0g4xUnL4q
1998年、中学生頃にTHIS BOØWYっていうベストアルバムが出て、ギター雑誌にもスコアが載るようになったので結構コピーしてた。上記の2曲はめちゃくちゃシンプルで挑戦しやすかった。布袋さんのこういう点も、後にギターキッズを増やした理由のひとつかも。MarionetteやB.BLUEなども挑戦したけど、こっちはギターソロがギュワーンって言ってて、どうやって弾いてんだこれ…?って感じだった。お年玉で買った僕のチープなギターとアンプでは再現できないやつだった。
球根/The Yellow Monkey
https://youtu.be/wJmcs-ax30Q?si=35z2m4zx0Z7dxMPk
イエモン好きだった。これも音楽雑誌にバンドスコアが載ってたのでコピーしてみた。キーが何かとか全然把握せずフレーズをただコピーしてたので全然頭に残ってない。これまでは弾きやすい昔の曲をコピーしてきたけど、当時リアルタイムの音楽って進化して複雑に出来てるんだなって思った。
Angry fist のアルバム曲全部 / Hi-STANDARD
https://youtu.be/maNtJjbh1sQ?si=KltVLzCruxvnrWT0
※URLはアルバム収録曲Fighting Fists, Angry SoulのMVです。
ハイスタは大好きで、このアルバムのスコアを同級生が買ったので、借りて練習した。今思えばこの自分で買わずに借りるパターン多い。好きすぎて1曲目からボーナストラックに至るまで全曲ギターをコピーした。もう半分以上忘れたけど。テンポが速いのが大変だけど、コード進行は比較的シンプルかつパワーコード主体なものが多いし、ギターソロも頑張れば弾けそうなものが多いので弾いてて楽しかった。全曲やると、この曲とこの曲はキーが違うけど、コード進行は同じ流れなんだな、みたいな事を知る事にもなった。いい意味で最低限、引き算なアレンジ。定番のようでなかなか出来ない発明だと思う。横山健もこのわかりやすさでギターキッズを大量に増やしたと思う。ハイスタはMaking the roadのアルバムからも結構コピーした。
G.W.D / Thee Michelle Gun Elephant
https://youtu.be/Pa-K6J7mnx4?si=njUn-OegNIQsMinh
G.W.Dがマキシシングルでリリースされた時、ギターマガジンがこの曲のスコアを載せてたので買った。まだミッシェルの事はあんまり知らなくて、確か同級生に教えてもらってちょっと聴いた事があったくらい。ギターのアベフトシのトレードマークであるカッティング。当時はあんなに高速で右手を動かしてるとは知る由もないので、音で聴いても譜面を見てもどう弾いてるのかわからなかった。なんかゴォォー!って鳴ってるとしか聴き取れてなかった。ライブ映像もなかなか観る事ができない時代だったし。
Stone Free / Jimi Hendrix Experience
https://youtu.be/66COu2TpcyQ?si=F7EP4d7MudEXlCZU
ブログ書いてたら色々思い出してきた。これもギターマガジンにスコアが載ってたので挑戦してみた。が、手元にあるCDはBBCライブのもの。スコアはスタジオアルバムのものだったので、アレンジが微妙に違っていて困惑した。レコーディングしたそのままの演奏をライブで演るとは限らないと教えてくれた1曲。フレーズが多分アドリブ半分、決められたフレーズ半分みたいな感じで、微妙に変化していくのでなんか覚えずらかった。今思えば譜面だけ追っても弾けるようになったとは言えないし、フィーリングを表現できないと意味がない、という事も教えてくれた曲だったとも思う。あと、よく歌いながらこれ弾けるなと思った。
Born To Be Wild / Steppen Wolf
https://youtu.be/93fAJe8WVjA?si=TMiMFSzJf5WbkdPU
初めて人前で弾いた夏祭りのステージで演った中の1曲。この曲はキーボードソロがあるんだけど、前述した楽器屋の店長さんにペンタトニックスケールを教わったので、アレンジを変えてアドリブめいたギターソロに挑戦した初めての曲。今思えば結構間違ってたけど。自由に弾いて良い、みたいな感覚が楽しかった。他にも当時リアルタイムのバンドの曲も演ったけど、複雑すぎて覚えるのもやっとって感じだった。Born To Be Wildはシンプルで、バンドで演奏する醍醐味や根源的な楽しさを味わうにはうってつけだったと今なら思う。
Armed and ready / Michael Schenker group
https://youtu.be/VUTwDsS4vF4?si=SXzzwlMWUbBgj72H
教則本か何かに「速く弾けるようになりたいなら、ベンチャーズ→ディープ・パープル→マイケル・シェンカー→イングヴェイなど、段階をつけて練習しましょう」みたいな事が書いてあって、律儀にそのまま挑戦してみた。僕にはディープ・パープル〜マイケル・シェンカーがギリギリ限界だった。イングヴェイ速過ぎる。あと、購入したマイケル・シェンカーのスコアに載っているソロの弾き方が、本人の弾き方と違うと、Youtubeで動画が観れる時代になって初めて知った。かなり指をストレッチするフレーズだから、まさかそんな弾き方はしてないだろうと、採譜した人が思ったか、もしくは本人の通りに弾くのは難しいから簡単に弾けるように採譜し直したのか、どっちかだと思う。
他にもGLAYやL’Arc〜en〜Cielや19(ジューク)などリアルタイムの曲も友達と一緒にコピーしたけど、自分の好みとはちょっと違ったのと、難しい曲も多かったので覚えていない。
◻️高校卒業以降
THE BLUE HEARTS(1stアルバム全曲) / THE BLUE HEARTS
https://youtu.be/RYC71PAuIKE?si=QCkyUBSiwlBxVjZc
※上記のURLはアルバム収録曲のリンダリンダのMVです。
ブルーハーツの1stアルバム。これも割とシンプルなのでアルバム1枚コピーした。とはいえ「君のため」はソウルミュージックが下敷きだし、パンクに留まらず結構幅広かったりする。「終わらない歌」とかはとっつきやすい。コードの仕組みとかを調べてる時期だったので、ブルーハーツの曲と調べた知識が結びついて、なんかとても覚えやすくなって、より楽しくなった。今はほとんど忘れたけど。
余談だけど、中学生の頃に絵画コンクールで賞を獲って図書券を頂いたので、ブルーハーツの弾き語りソングブックを買った。絵を描いた報酬で、欲しいものを買えた、を味合わせてくれた。初心者でも曲っぽい感じに弾けるのがめっちゃ楽しかった。なので結構早い時期にブルーハーツのコピーはしてたという事になる。色んな意味で思い出深いバンド。
RAMONES(1stアルバム全曲) / RAMONES
https://youtu.be/skdE0KAFCEA?si=jRl9qGfyg008aYiV
※代表して収録曲からBlitzkrieg Bopを貼ってます。
ラモーンズもシンプルなので1stアルバム全曲コピーしてみた。ただ、意外と変則的な進行が多い気がして、覚えるのは難しかった。パワーコード主体ならではの発想で、かつ感覚的に作った曲調って感じがする。ベタなようでちょっとベタじゃない。あと曲が似ていて、一気に覚えようとすると混同しちゃう事もあった。たぶんほとんど忘れた。
Never mind the bollocks(アルバム全曲) / Sex Pistols
https://youtu.be/q31WY0Aobro?si=OFg2MoNQ6fpVE1EW
※Anarchy In The U.K.のMVです
これも出来る範囲で全曲コピーしてみた。これも意外とコード進行が変則的で、なんだこれ転調か!?とか、なんでこの流れでギターソロのフレージングがこうなるんだ!?とか思うところがたくさんあった。このバンドも結構感覚で曲作ってると思う。丸暗記に近くなるから覚えずらい。ほとんど忘れた。
赤盤(全曲) / The Beatles
https://youtu.be/v1HDt1tknTc?si=SOdHaMOsyYoft_OI
※収録曲からI Wanna Hold Your Handです。
頑張って2枚組アルバム全曲をなぞってみた。コード進行、転調、フレーズを、覚えたてのコードの仕組みとかと照らし合わせながらコピーしてみたら、まああ多彩だった。転調する意図とかが比較的わかりやすい(曲によるけど。特にジョン・レノンは、この曲のキー何!?みたいになる時がちょいちょいある)。いまやたくさんの人が踏襲してるからわかりずらいけど、こうしたアイデアをこんなに時代が変わっても楽しく聴ける形で作り上げてあるの、すごーく定番!みたいな顔して存在してるけど、本当はすごく変だと思う。
50’s ROCK’N’ROLL
https://youtu.be/Uf4rxCB4lys?si=5Z2qkRG2HRsCU31N
※リンクは代表してChuck BerryのJohnny B. Goodeです。
50年代ロックンロールが好きだけど、どのアルバムを買えば良いかよくわからなかったので、コンピを買ってよく聴いてた。ロックンロールとその先祖のブルースは、曲構成が大体3コードでコード進行もほぼ同じか少し変えてあるくらい。なのでキーが分かればなんとなく弾けるし、ペンタトニックスケールやロックンロールのフレーズを覚えたらなんとなくアドリブでソロも付けられる。そこが楽しかった。エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリーなどの好きなミュージシャンの中で、耳で音が取れそうな曲はひと通りさらっとコピーして、アドリブでソロを弾いてみるという遊びをやってた。すっごい楽しかった。でもたぶん完コピしようと思ったらきっと難しいんだろうなと思う。
◻️他、たくさんコピーしたアルバムやバンド
※アルバム名や曲名にSpotify、Youtubeのリンクを貼ってます。
TMGE106 / Thee Michelle Gun Elephant
ベスト盤を中心にコピーしてた。収録曲の7〜8割くらいはなんとなくコピーしたはず。シンプルなので比較的お手本にはしやすい。握るフォームのコードの押さえ方や、高速カッティングが対処できれば。
The Cost Of My Freedom / 横山健
ハイスタの横山健の1stアルバム。これも友人からスコアを貸してもらったはず。ほぼ全部コピーしてほとんど忘れちゃった。バンドサウンドとアコギ弾き語りが混在してて、両方やっても良いんだ!と思って、僕もエレキもアコギ両方やり、現在に至る。
BLANKEY JET CITY
D.I.J.のピストル や、ロメオの心臓というアルバムに収録されてる ハツカネズミ というインストの曲のスコアがギター雑誌に載ってて、特にコピーした。ブランキーはコード進行やソロフレーズがトリッキーな事が多いので、リフだけコピーするくらいで、あんまり1曲しっかりコピーした事がない。D.I.J.〜もギターソロが転調っぽくなるし、アドリブもあてにくいのでふわっとしてる。ハツカネズミは、僕が見たスコアがベンジー本人の弾き方と違ったみたいで、最近Youtubeで弾いてみたの人の動画を観たら、めちゃくちゃ簡単な弾き方してた。あんなに必死に練習したのに!って思った。あと途中までしかコピーしてなかったと久々に聴いて今更気づいた。
関連してる音源がないので、Smash Hitsのリンクを貼っときますね。これは友人がジミヘンベスト的なスコアを買ったので、貸してもらってひと通りコピーしてみた。このブログの前半でも書いたけど、歌のバッキングのギターフレーズが1週目と2週目で全然違ったりするのですっごい覚えずらい。Hey Joe とかコード進行が曲終わりまでずっーと一緒なのに、フレーズはぜーんぶ変わっていって同じものがほぼ出てこないので、いや覚えられんし自分の引き出しにどう収めてどう活用したらいいんや!?って思った。
Red hot chili peppers
Californication や By The Way の頃のレッチリは出来る範囲でコピーした。きちんと演ろうと思うと難しいと思うんだけど、ギターフレーズ自体はシンプルなので曲によってはコピーしやすい。同世代でコピーしてた人、すっごいたくさんいると思う。
oasis
オアシスも曲構成がシンプルだから、何曲かコピーした。Live Forever や Supersonic あたりは、これぞメジャーペンタトニック!っていうシンプルでわかりやすいギターソロなので、アドリブを弾く時や、オリジナル曲のギターソロを考える時の基礎として大いに参考になった。その代わり「オアシス好きですよね!」ってすぐ気づかれるけど。
Led zeppelin
Stairway To Heaven とか、有名な曲はひと通りやってみたけど、ギターソロが弾き倒されててよくわからなくてコピーできなかったり、じつは変則チューニングの曲も多かったみたいで、1曲しっかりコピーできたものは少なかった。自分でも弾けそうなリフとかだけコピーした感じ。 Immigrant Song とか、佳曲だけど Living Loving Maid あたりは通して弾けて楽しい。
◻️頑張った1曲
バンビーナ / 布袋寅泰
1曲だけのバンドスコアが売ってたので買って練習した。難しいけどフレーズがなんとなく弾けるようになったら楽しい曲。人前で演るには相当練習しないとできない。
SMOKY / Char
この曲は耳コピが全然無理で、ギターマガジンにスコアが載ったので、やった!コピーできる!と思って買って練習した。頑張ってフレーズは頭に入れたけどすっごい難しかった。僕がもし人前で弾く事になったら相当練習しなきゃいけない。あと僕の腕ではアドリブが入れられない。こんなおしゃれな引き出し僕にはない。
Crossroad / Cream
若かりし頃のエリック・クラプトン。同じギターヒーローでも、ジミヘンやツェッペリンは「どう弾いてるかわからない…」ってなるけど、クラプトンは「こうやって弾いてるのかも!」ってわかりやすく思わせてくれるところが最大のありがたいポイント。だからたくさんの人がお手本にしてきたんだねって思う。クロスロードはギターの教科書らしいと耳にしたので律儀にコピーしてみた。自分のソロの引き出しにしやすそうと感じた。なんだかんだ凄いぜクラプトン。
Hideway / John mayall & the bluesbreakers with Eric clapton
これもクラプトン。時代も移り変わり、テンポを落として耳コピできるアプリが登場したので、それを使って耳コピした。一見ずるい気もするけど、ジェフ・ベックも若い頃、ロカビリーの速弾きを、レコードのスピードを落として耳コピしてたって言ってたから、全然有りだと思ってますよ。むしろCD世代の方がそんな事できないから分が悪いですよ。と、開き直っている。これもエレキギターの教科書っぽくて、自分の引き出しにしやすい印象。
She does it right / Dr.feelgood
ミッシェル・ガン・エレファントが推してたので、高校生の時に聴いてみた。なんかペラペラだなーと思ったけど、ギターマガジンにスコアが載ってたのでコピーしてみたら、全然あのリズムのノリが出ない!おみそれしました!と心の中で謝った。更にピックを使わず指で弾いてると知って、どうやって指でこのリズムを出してんの!?と思っていた。ライブ映像で弾き方を観れたのは10数年後、Youtubeが普及してから。
Sweet home chicago / Robert johnson
ロバート・ジョンソンは、録音が悪くて全然耳コピできる感じではないし、どの曲も同じに聴こえるし、もてはやされてるけど何が凄いんやろう?と思ってた。ギターマガジンにスコアが載ってた時に、まーやってみるかーって感じで挑戦してみた。チューニングが1/4音くらい高かった。めんどくさ!と思った。聴いた感じギター弾いてる人が2人いるな、と思ってたんだけど、ロバート・ジョンソン1人でリズムとリード同時に弾きながら、さらに歌ってた。難しかった。おみそれしました!と心の中で謝った。
Starman / David bowie
変わったコード進行してるけど、完コピではないにしても耳コピして弾き語りができるまで自分で持っていけた事に達成感があって、なんか嬉しかった。
レモンティー / サンハウス
福岡の大御所ロックバンド。スコアもYoutubeもない状態でそこそこコピー出来たから嬉しかった。20代前半の頃、地元福岡のライブでカバーしたら若い女性の見知らぬお客さんに「今度ミルク飲み人形(サンハウスの曲)を演ってください!」って声かけられた。やっぱ福岡でのサンハウスの影響力って凄いんだなって思った。
どうしようもない恋の唄 / ルースターズ
こちらも福岡の重鎮ロックバンド。これもスコアも動画もない状態で完璧ではないにせよなんとなく音が取れたから嬉しかった曲。こういう自分でも出来そうかも!って思わせてくれる曲の存在は、ギターを弾いていくにあたってありがたいですよね。
雨上がりの夜空に / RCサクセション
これもコードがそんなに難しくなくて、ギターソロ的なのも(ピアノやサックスがリードしてるから)ほぼないので自分でも弾けてかつ楽しい。昔ちょっと上の世代の人と飲んだ時に、この曲弾いたら合唱してくれて楽しかった。そういう曲の存在ってありがたいですよね。
Misirlou / Dick dale & his del-tones
もうとにかくピッキングを速いままキープしなきゃいけないのが大変!腕が悲鳴を上げるけど弾いてて楽しいし、ピッキングする腕の耐久力がつく曲。
Get Up I Feel like Being A Sex Mchine / James Brown
ギターフレーズのパターンは2〜3種類くらいしか出てこないけど、その代わりグルーヴを生み出すのが大変。ほぼ1コードだけど、だれないようにちゃんと意識してずっとリズムを弾いてるとあれーなんか心地よい…ってなってくる。「テクニカルじゃなくても難しい」とか「シンプルなところほど気を抜かず、リズムをおろそかにしない」など、なんか日本画の構図の奥深さみたいな事に似た、ちょっと違う視点の事を教えてくれた1曲。
他にもあるけど、比較的熱心にコピーしたのはこんなところだと思う。こうやって見ると、なんか友達からバンドスコア借りすぎだなって思う。ちゃんと返却したものもあるけど、返してないままのもあるな。それは申し訳ない。
参考になるかはわからないけど、何かの発見や足しになりましたら幸いです。