ライブで使用しているアコギChaki W-3について

※この記事は2018/4/18にtumblrで公開していた文に加筆・修正したものです。

 

僕が使用しているアコースティック・ギター、ちょっと珍しいのでライブの楽屋裏や打ち上げで時折話題に上げて頂いている。
僕はギターに何の材が使われているか等あまり気にしない方なのだが、せっかく関心を持って頂いてるので自分のギターについてちょっと調べてみた。


僕が使用しているギターの画像がこちら。

メーカー名はChaki(チャキ)。

ボディ内部のシールには、W-3という型番が書いてある。

ちなみにChakiは、公式サイトによると1947年創業の京都にある日本の老舗メーカー。

コントラバスやチェロ等をメインで製作していた楽器工房だったようだ。

憂歌団の内田勘太郎さんがChakiのピックギターを使用していた事で有名。と、どのサイトにも判を押したようにそう書いてある。

 

2018年現在、公式サイトの殆どのページがリンク切れになって見れないので、リンクは貼らないでおく。

 

このChaki W-3は、70年代に作られたギターで、見た目からおそらくGibson(ギブソン。アメリカの超大手老舗メーカー)のアコギをお手本に作られている。

お手本があるとはいえ、元々楽器を作っている職人さんが手掛けているからか作りがかっちりしているし、現代のアコギとは違う方向性の、なんかふくよかなって感じの音がする。

低域がすごく出る所がGibsonのアコギと似ている感じもする。

あとすごく甘くて良いにおいがする。

 

ネットで当時のカタログを掲載しているブログがあった。こちら

カタログによると、70年代当時の定価は5万円。当時の5万円って事は多分高いギターの部類なんじゃ。

木材が一部和名の記載なのでわかりにくいが、
ボディトップ:スプルース単板
ボディサイド、バック:洋材単板(よくわからないが、ネットではローズウッド「合板」と記載してある事が多い)
ネック:モミジ材(メイプルの事らしい)
指板:黒檀(エボニーの事らしい)
との事。

余談だけどこのギター、知人のおじいさん宅の蔵から出てきた。リペアは必要だったけど、直して普通にいま使えてるから状態良かったと思う。蔵ってすごい。

余談その2。高校の同級生の家にChakiのアコギが置いてあったので、個人的に馴染み深いメーカーだったりする。久々に連絡取って型番聞いてみたらW-2だった。弦高が高めだったけど、やっぱ豊かな音で「はー良い音…」って思ってた。

 

⚪︎参考にしたサイト
Harvest
上記サイトのチラシのページ12
☆Dream~Rainbow ☆
Agharta Urban Design
ネットゲリラ(僕が持っているモデルとは違いますが、Chaki自体への言及が興味深い)




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